• 日常 2011-02-17 17:44

    飲食店から本屋・質屋・動物病院まで 郊外や地方で「ドライブスルー化」が進むワケ


    スターバックスコーヒーやリンガーハット、カレーハウスCOCO壱番屋など、外食チェーン店が既存店のドライブスルー併設を加速させている。2010年12月期連結決算が過去最高益となった日本マクドナルドでも、ドライブスルー店が順調に客足を伸ばしており、今後も郊外を中心にドライブスルー店を拡大させるという。
    ここ最近、郊外へのドライブスルー化が進んでいるように見えるが、実のところ、地方や郊外では飲食店以外のドライブスルーは珍しくない。全国的には車離れが進んでいるものの、地方では通勤・通学の移動手段として自動車が欠かせないからだ。用事を済ませるたびに車から降りるというのでは時間も手間もかかるため、地方ではクリーニングや調剤薬局など、さまざまな業態でドライブスルー化が進んでいるのだ。
    たとえば、東日本一円にクリーニング店「うさちゃんクリーニング」を展開するロイヤルネットワークでは、秋田県や山形県などで10店舗のドライブスルーを併設。北陸を中心にクリーニング店を展開するヤングドライでは約20店舗でドライブスルーを併設。「ワイシャツ1点でも車に乗ったまま手軽に出せることが、男性客が増える要因となった」(ヤングドライ)という。
    北海道を中心に調剤薬局を展開するナカジマ薬局グループは、約40店舗の調剤薬局のうち7店舗がドライブスルー併設店。車に乗ったまま受付に処方せんを提出すると、車内で薬剤師の説明が受けられ、薬を受け取ることができる。利用者からは、「天気が悪い日も、病院からの移動が便利」「発熱で具合が悪い子どもも、チャイルドシートを外さずに済む」「高齢者でも代理人に薬の受け取りを頼まずに済む」といった声が挙がり、評判は上々だ。
    その他にも、杉村動物クリニック(兵庫県洲本市)やみむら動物病院(茨城県石岡市)のように、病院が苦手なペットへの配慮や院内感染の予防策としてドライブスルー式の受付を備える動物病院もある。
    一方、店に入る抵抗感を払拭するため、ドライブスルーを導入した「質屋 ハラダ」(埼玉県越谷市)や、昨年12月から日本初のドライブスルー型ネットスーパーをオープンした「オークワ和泉小田店」(大阪府和泉市)、雑誌や書籍のドライブスルーを設置する書店の「久美堂 旭町店」(東京都町田市)など、業態は多方面に広がっている。
    ドライブスルー化には設備費や人件費などがかかるが、スムーズな対応で待ち時間を短縮できれば、同業他社との差別化を図ることができる。今後も新たな業態からドライブスルー店が登場することを期待したい。


    商売のヒントか?
    当店でも導入したらうけるのかな~?


    Posted by booklover @ 5:44 PM for 日常 |

    2 Comments to "飲食店から本屋・質屋・動物病院まで 郊外や地方で「ドライブスルー化」が進むワケ"

    • カラス店長 より:

      本当に、何かないですかね~
      拾い屋のおっちゃんが自転車折りないで売りに来るぐらいしか想像できませんが・・・
      月並みですが、お金持ちで忙しい人用にドライブスルー買取はどうでしょうね?
      ダメな本はそのまま持って帰ってもらえますし(笑)「

    • >カラス店長さん
      コメントありがとうごいます。
      記事に出てた質屋さんがドライブスルー買取ですね。
      ドライブスルーは構造上難しいのでうsが、車まで取りに行って、お客様は車から一歩も降りずにご精算、は実は需要あるかな~って思ったり。
      ただ、古本屋としてのの理想のお客様は売ったお金でまた何か買っててくれる方ですからね~。
      それには反してしまう・・・。

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