最近リサイクル系の方々が書かれてるブログで、
「買取ばっかだった・・・」
「売り上げより買取が多かったorz」
「今日は(買取の支払いばっかで)レジ空っぽです」
てな、記事をよく見ます。
かくいう当店も売上に対し買取が多い日(なんとか赤ではないが・・・)が増えてます。
っと、言うか数年前から売り上げは右肩下がりで買取はほぼ横ばい(微増)なので、売上に占める買取の割合がどんどん増えてます。
ただ、買取も金額ベースでは横ばいですが、買取量で言えば減ってます。
つまり買取単価がどんどん上がってるって事です。
5年前はジャンプの人気コミックも平気で100円で買取できましたが、今では200円買取になってます。
しかし、売値は250円のままですから、まんま利益が減ってます
また、入ってくる量が減ってるのに倉庫があふれてしまうんですから、よっぽど出てって(売れて)ない、って事ですね。
これは、100円で出してるコミックの売れが激減してるからなんでしょうが、今はホントいい本、人気本しか売れません。
売り上げが少ないのに買取が多いと、短い目でみると結構不安になります。
しかし、リサイクル店は買取が命であり、買取が無くなってしまう事は、人間で言うと空気がなくなってしまうことと同じです。
体(店)に蓄えられた空気(古本)で生きれるのなんてたかが知れてます。
常にフレッシュな空気(古本)が必要なんです。
電子書籍の流れもここ来て急に早まってきました。
一番の危機感を持ってるであろう、新刊書店は残るパイの奪いあいでこぞって古本買取を始めつつあります。
今は買取が多いと言う勘違いした悩み(ま、売上に対してですが)を抱える日もあるが、今後生き残っていく為に今日できることは結局はいい古本を買い続けるしかない。
売り上げを上げるのに一番必要なのはいい古本です。
余談ですがこんな時代でも、売上をガンガンあげてる古本屋もあります。
当店も真似できる事はどんどん真似してます(面識がないのでもちろん勝手にですが・・・・)
当店はまだまだですが、自分で満足できたら改めてお礼に伺います
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日常 2010-05-18 19:20
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