動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に人気漫画「ONEPIECE」などを違法投稿したとして、名古屋市中区の中学3年の男子生徒(14)が著作権法違反容疑で逮捕された事件で、男子生徒が昨年12月から今月上旬にかけて約30種類、約120作品の漫画をユーチューブへ投稿し、大半が雑誌発売日の前だったことが14日、京都府警への取材でわかった。
発売日の翌日には、次週に掲載される漫画がアップされていたケースもあり、府警で詳しい入手経路を調べている。
府警によると、これまでに800万回以上の閲覧があったといい、被害総額は約19億2千万円相当にのぼるとみられる。出版社側から画像を削除されても、IDを変えるなどして再々掲載していたという。
男子生徒は「ネタバレ情報局」や「ネタバレ速報」などと題したブログを運営。ブログ内や自分のツイッターで宣伝し、ネット内で注目を集めていたという。府警は同日、男子生徒の自宅を捜索。パソコンやページがばらされた雑誌など約60点を押収した。
社団法人「コンピュータソフトウェア著作権協会」によると、違法な動画をアップロードしているとして、協会が削除要請した件数は、平成20年は約1万5千件だったが、昨年は約3万件に倍増。今年はさらに上回る傾向にあるという。
協会の担当者は「動画投稿サイトは、ファイル交換ソフトなどに比べ気軽にアップできるため、違法なことをしている意識がない。今回の逮捕が警鐘になってほしい」と話している。 産経ニュース
恐らくいけない事とは分かっていたが、事の重大さには気づいておらず、「赤信号、みんなで・・・」の感覚だろう。
被害総額19億2千万相当って人生何回やり直せれば稼げる金額だ!?
今回の逮捕が、これら違法行為の歯止めの一歩になってくれれば、と思いますが中学3年生にしてとんだおいたになってしまったな~。
あと、根本は雑誌発売前に販売してしまう店が問題ですね。
実は、私も小学生の頃、近所のお店で普通月曜日発売の少年ジャンプを日曜日に買ってました。
ジャンプを一日早く買えるから、通称 「ジャンプ屋」。
必ず中身が透けない袋を持参し、店主に無言で袋を見せると裏の方でこっそりジャンプを入れてくれます。
けして、ジャンプを下さい、なんて口に出して言ってはいけません。
もちろん、外で読むのも禁止だしどこで買ったのか口外することも禁止でした。
小さな商店の割に、ジャンプの販売量がとんでもなかったのでは、と思います。
なので一度だけ、来週はどうしても月曜日にしか販売できない、って週があったのですが、その週はみんな近くのお店で買ってしまったので、べらぼうな返品数量になってしまったそうで店主が激怒してました。
その週にもちゃんと買いに来てくれた人にしかこれからは売らない、としばらく売ってもらえなくなったのですが、
その店にとってジャンプが一番の食いぶちっだったからか、そのうち今まで通り売ってもらえました。
ジャンプがめちゃくちゃ売れてた頃の話ですからね~、相当の売上だったのでは?
ま、そんな商売の仕方をしてたからか、単に店主が定年を迎えたのか、ずいぶん前に店は閉じられてました。
話が幾分それましたが、いつの時代もいろんな場所で、そういう事をしてる大人もいるって事です。
そして、その大人は間違いなく違法と知っててやってるって事です。
問題は。