1/22放送のガイヤの夜明けを見ました。
『常識破りの外食革命~高級フレンチ…格安の秘密~』
バリュークリエイトが経営している、「俺のフレンチ」というレストランが、高級店で10,000円はするであろうステーキなどが1,000円ちょっとでいただけるとの事。
安いけど、確かにすごく美味しそうw
大人気で長い行列ができてました。
そこに登場したのが、バリュークリエイの坂本社長。
あれ?坂本?何か見たことあるな~、なんて思っていたら、
やはり・・・・、ブックオフ創業者のあの坂本孝社長です。
ブックオフの会長を辞任した後、今度は外食産業に進出してたらしいです。
古本とフレンチ。まったく違う分野です。
しかし、番組を見てて思ったのは、着眼点は一緒なんだな、って事です。
昔、古本屋と言うのも、どこか閉鎖的で入りづらい雰囲気があったと思います。
老若男女誰でもが気軽に入れる店は少なかったです。
それがブックオフの登場で、新古書店という新しい形態の古本屋へと変化し、今ではそれこそ誰でも気軽に入れる様になりました。
ブックオフのターゲットは本好きで珍しい本や専門書を探す人ではなく、
安く、キレイ、新しい本を求める一般庶民です。
そして、俺のフレンチのターゲットもまさに食通でワイン片手にゆっくり食事したい人ではなく、
安く、早く、美味しいフレンチを食べたい一般庶民なのです。
つまり、古本屋にせよフレンチレストランにせよ、今までも存在してましたが、
一般の人にはちょっと手が出なかったものを工夫を凝らすことで手が届く様にしてあげる。
偉そうな言い方をすると、それだけです。(もちろん私は、それ、すらできませんが 苦笑)
既存の常識を覆す着眼点。
ビジネスを行っていく上で、限りなく重要な要素の一つだと思いました。